ゲストの五感を魅了する珠玉のメニュー紹介
吉森産フルーツトマト「シンディ」とモッツァレラチーズのカプレーゼ
みんなでワイワイ楽しめるのがイタリアン―そんな溝口シェフの想いから生まれた憩いの空間が「バンカレッラ・ジョイア」。店名の通り、バンカレッラ(屋台)のような気取りのなさと、素材と向き合い丁寧につくりあげる料理の数々が多くの人々を引きつけている。 まずは、前菜でおなじみのカプレーゼ(1)。ただし、この季節限定。「旬のトマトでなければ感動が生まれないので」とシェフは語る。スープ仕立てにして、遊び心もプラス。濃厚な甘みとコクのあるフルーツトマトがモッツァレラのうま味を引き立てる。余ったスープは自家製フォカッチャをからめて残さず味わいたい。
駿河湾産桜エビとワイルドルッコラのアーリオ・オーリオ
その店の実力がわかると言われるアーリオ・オーリオ(2)には、時季ものの桜海老がたっぷり。その味わいや香りに負けない野生種のルッコラ、さらに風味づけのブラックオリーブが加わる。仕上げに刻んだレモンの皮を振りかければ、すっきりとした清涼感が漂う。インパクトの強い素材がコントラストを生み出し、最後まで食べ飽きず、美味しくいただける。
鮎のコンフィ 季節野菜のグリルを添えて
メインにも季節感あふれる逸品、夏の風物詩の鮎が、イタリアンのエッセンスをまとって登場する(3)。皮目はパリッと焼き上がり、タイムやバジルなど、ハーブの香りが食欲をそそる。手間ひまをかけて、じっくりとコンフィしているので、身は驚くほどしっとりと柔らか。お客様の7、8割を占めるという女性たちも皆、頭から全部平らげていくのだとか。 なお、今年2月、同じビル内に姉妹店の「パルコ・ディ・ジョイア」がオープン。人気店だけに満席で入れない場合には、こちらでもほぼ同じラインナップのメニューが楽しめる。
総料理長溝口 勝之
“屋台”感覚で気取らずにワイワイ楽しめる本格イタリアン
飲食の仕事の魅力は、お客様から元気をいただけるところ。お客様に楽しんでもらっている様子を見ると、やっていてよかったなと実感します。自分自身もそうだったのですが、たとえ不器用な人であっても、努力は嘘をつきません。仕事を好きだという気持ちを持ってがんばり続ければ必ずできるようになるので、ぜひチャレンジしてほしいと思います。
Bancarella-Gioia(バンカレッラ・ジョイア)
住所:東京都中央区京橋3-3-12山京ビルB1F
電話:03-3231-8588
営業:17:30~23:30(L.O.23:00)
休日:日曜・祝日
交通:地下鉄「京橋駅」より徒歩1分 地下鉄「銀座一丁目駅」より徒歩3分 地下鉄「宝町駅」より徒歩5分
2018年07月27日 掲載
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