ゲストの五感を魅了する珠玉のメニュー紹介
和食
室町美はま

先付　※料理は全てコースに含まれる

鱈の白子は、雲のような形から「雲子」と呼ばれる。「雲子豆腐」は、雲子を蒸して、裏ごしたのちに吉野葛で練り上げた一品。なめらかな口当たりと濃厚な旨みは、酒との相性抜群。ポン酢の餡がアクセントとなり、雲子豆腐の風味をさらに引き立てる。

八寸

蓋を開けると現れる鮮やかな一口料理に、会話もいっそう盛り上がる。春先は芹と車海老の胡麻味噌和え、金柑蜜煮、竹の子粉鰹煮、酢独活、身欠き鰊甘露煮、天豆艶煮。器の中身には少しだけ季節を先取りした食材を使い、見た目の美しさにもこだわる。

刺身

「金目の焼き霜」。刺身を炙ったあと冷水で冷ます「焼き霜」という調理法で、新鮮な金目鯛の風味がさらに増す。それを、もろみが混ざっている状態の醤油を漉したもろみ醤油でいただく。福井産の風味豊かなもろみ醤油を味わえる、見た目にも楽しい一品。

総料理長　姥島（うばじま）学

季節の喜び溢れる「一口多皿料理」

「美はま」は福井県を中心に、日本全国の厳選した食材を使った料理をご提供しています。お客様は、当店を接待にお使いになる方がほとんど。そのため1つひとつの料理には、高いクオリティが求められます。だからこそ、料理人をめざす方には絶好の学びの場になることでしょう。私は19才から料理の世界に入りましたが、今、「努力は裏切らない」ということを実感しています。これからも精進し、当店を「老舗」にしていきたいですね。