このコーナーでは、実際にあったクレームを元にグルメキャリーが考える“最善であろう対策”をご紹介します。

「転んじゃったじゃないのよ!」
先日、お客様が入店時に足元を滑らせて転んでしまいました。お客様は「店側に落ち度がある」とお怒りでしたが、そこは段差もない平坦な場所で、床が濡れていたり足元が暗かったわけでもありません。こういった、店側に落ち度がなくお客様が一方的に起こした事故はどう対応すれば良いでしょうか。
飲食業に関わらず来店客がある業種では、店で起こることに関して全て店側が責任を取る姿勢を見せなければいけません。これが「お客を招き入れる商売」の基本姿勢です。突然の雨の中での来店や、すでに酔っぱらった状態での来店などでお客様が転ぶことは予想されます。来店時には常に「足元に十分お気をつけください」といったお声がけを普段から心がけましょう。今回のような店側に落ち度の無い場合でも、お詫びの気持ちを込めて「大丈夫ですか」「お怪我はございませんか」とお声掛けし、お客様から離れた後も様子を窺いましょう。もし、気分を悪そうにしていたりどこか痛そうにしていたらスペースを確保し休んでいただきましょう。症状によっては救急車を呼ぶことも必要ですので同伴者と相談しましょう。 別件ですが、急性アルコール中毒などで突然倒れてしまうお客様もいます。意識がない時はすぐに救急車を呼ぶなどの緊急措置をとりましょう。いかなる場合も適切に対応することでお客様の命を救うことがあります。
※このページにおける対処法はあくまでもグルメキャリーの見解であり、すべてのクレーム対策を保証するものではありません。
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