このコーナーでは、実際にあったクレームを元にグルメキャリーが考える“最善であろう対策”をご紹介します。

「なかなか席が空かない・・・」
食べ終わってしばらく経っているのに、なかなかお帰りにならないお客様にはしばしば頭を悩まされます。食事をしたくて待っているお客様がいらっしゃる場合にはこちらからお帰りいただけるようにお声掛けする必要が生まれてきますね。
最近では、あらかじめ、「勉強などでの長時間滞在はご遠慮ください」「混んでいる時間帯は2時間制」などと張り紙をしている飲食店も増えてきました。そういった場合には「2時間制となっておりますので」と声がかけやすいですね。「ランチタイムなど長時間滞在することが想定されない時間帯」で長居されているお客様には「追加のご注文などはございますか?」とお声掛けをし、追加の注文がないようでしたら「大変申し訳ないのですが、外でお待ちのお客様がいらっしゃいますので、お食事がお済みでしたらお会計をお願いします」と退店を促しましょう。おしゃべりに夢中で時間の経過やまわりの状況に気づいていないお客様が大半です。この時に大事なのは店内のお客様の来店順を把握しておくことです。「あの人たちの方が長く居座っているじゃない!」と二次クレームに繋がってしまいます。お帰りの際にも「ご協力ありがとうございました」と一言添えられるとより良いでしょう。どんなお客様でも最後まで気持ち良く過ごしていただけるよう言葉遣いや言い回し、伝え方には注意しましょう。
※このページにおける対処法はあくまでもグルメキャリーの見解であり、すべてのクレーム対策を保証するものではありません。
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